ぬり絵な絵本「大丈夫」
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「私もこんな才能があればなぁ」
「えへへ ぼくの才能は今ひとつですよ」
「え?」
「ぼくより絵が上手い人はたくさんいるし、有名人なわけでもありません」
「そんな!こんなに素敵なのに!」
「ありがとうございます♪そう言われると照れますね♪」
カエルくんは嬉し恥ずかしそうに笑いました
「それでもあなたはとても楽しそうでうらやましいです 私にとっての憧れは手が届かないほど遠くにあります」
アヒルさんはさっき見たポスターを思い浮かべながら
自分の夢が消えていく感覚になりました